はじめに
車体は各パネルが溶接で組み立てられています。パネル自体は防錆鋼板なので錆びづらくなっていますが、溶接部に熱が加わることにより酸化し錆が発生します。また袋状の中空部は結露により錆が発生します。
従ってそれらの部位に対して防錆が必要です。ちなみに欧州車は新車ラインで標準になっています。
特に冬期間、道路に塩を撒いている地域においてはこの措置は重要です。
特に冬期間、道路に塩を撒いている地域においてはこの措置は重要です。
パーツの交換時に防錆剤を使用するパーツ名と位置
■ドアパネル(内部の裾) ■サイドシル(内部全体) ■クオータ―パネル(内部裾・溶接部) ■メンバー類全て(内部全体) ■ピラー類全て(内部全体) ■フロアーパネル ■フード・トランクパネル(裏の内部)
※防錆剤はWAXなので塗装終了後に防錆処理を行う
※防錆剤はWAXなので塗装終了後に防錆処理を行う
後部事故による車体整備
※防錆をしていない車の錆現状
※防錆をしていない車の錆現状
【交換部品】
①Rフロアーパン
※全面交換ではなく後部三分の一カット
②Rクロスメンバー
③バックドア
④Rバンパー
※外部防錆①・②・サスペンションメンバー
※内部防錆②・③・サスペンションメンバー
①Rフロアーパン
※全面交換ではなく後部三分の一カット
②Rクロスメンバー
③バックドア
④Rバンパー
※外部防錆①・②・サスペンションメンバー
※内部防錆②・③・サスペンションメンバー
※注意
錆の部位に塗料系のチッピングコートを使用するとはがれるのでその際は防錆剤を使用する。 また同時にフレームの内部防錆も行う。
但し錆が無ければチッピングコートでもOKですが、内部防錆は必要です。
錆の部位に塗料系のチッピングコートを使用するとはがれるのでその際は防錆剤を使用する。 また同時にフレームの内部防錆も行う。
但し錆が無ければチッピングコートでもOKですが、内部防錆は必要です。